山梨支店入社1年目〜5年目
新潟支店入社6年目〜10年目
本社・業務部入社11年目〜14年目
ゼネコン出向入社15年目〜17年目
営業部入社18年目〜
窓口の受付担当として、主に来店されるお客様や電話の応対、保証証書の発行、前払金の使途審査などを担当しました。支店で策定されたOJT計画の下、先輩社員や上司に指導をいただきながら、保証業務に関わる基礎的な知識の習得に努めました。
時には支店を離れて、発注者(県・市区町村等)への前払金制度推進、お客様である地域の建設企業への営業訪問、保証中の建設現場訪問などの業務にも従事しました。先輩や上司に同行し、良好な関係維持のためのコミュニケーションの取り方や分かりやすい説明資料の作り方、報告書作成の基本などを学びました。また、入社時から会社の野球部に所属し、健康保険組合の野球大会や夏季合宿などに参加しています。健康増進のみならず、野球を通じて他部署の社員との交流を図ることに繋がっています。
始めの2年間は引き続き窓口の受付業務を担当しました。この頃にはそれまでの経験も踏まえて対応できる件数も増え、より複雑な案件も任されるようになりました。また、3年目には窓口の統括担当の役割も経験しました。4年目以降は、窓口業務を離れて主に営業・推進を担当する係となり、お客様への保証のお勧めや発注者の前払金制度拡充のための推進などを担当しました。加えて、県内の保証実績を纏めた統計資料の記者発表を担当しました。毎月の発表日には一般紙を含む新聞社に参集していただき発表を行います。その内容が翌日の新聞記事になるため、プレッシャーも感じましたが、やり甲斐のある印象的な業務でした。
一方、この頃は2007年の中越沖地震、2011年の東日本大震災などの大きな自然災害に見舞われた時期でした。この時、被災した建物や道路などの普及・復興を担う建設業が、国民の生活を支える大切な産業であることを強く認識するとともに、当社も前払金保証などを通じてその一部を担う存在であることを日々の仕事を通じて再認識しました。
入社11年目からは本社管理部門である業務部での勤務となりました。初めの2年弱は業務サービス課にて、当社全体の保証実績統計の発表、建設業の景気動向を調査する建設業景況調査の発表のほか、お客様向けのサービス業務である小冊子等の発刊などに携わりました。保証統計等の発表は建設業に関連する記者クラブなどで発表を行いますが、新潟支店時代の経験が活きることとなりました。また、小冊子等の作成では、企画段階から制作会社と打ち合わせを重ね、無事完成に至ったときには大きな充実感を感じました。
3年目からは営業企画課にて、当社全体の収益確保に向け、東日本管内の自治体等における前払金制度の更なる充実に向けた取り組みのほか、各種営業活動の推進に携わりました。また所管官庁の対応窓口として、施策上必要となる統計データ等の提供にも対応しました。要望に対応するために、迅速かつ正確な資料の作成が求められることとなり、緊張を伴うものでしたが、このときの経験によりデータ処理に関するスキルが向上できたと思います。
本社業務部での勤務後、国内大手ゼネコン企業に研修出向することとなりました。全く新たな環境での勤務はとても緊張を伴うものでしたが、一日でも早く環境になれ、まずは私自身に信頼を置いてもらえるよう、業務に取り組みました。研修先では、本社管理部門に籍を置きながら工事事務所に一定期間身を置き、現場の事務員や作業員の方々とともに仕事にあたることで、最前線の建設生産システムを学ぶ機会をいただきました。
その後、在籍箇所に戻ってからはゼネコン企業の特性上欠かすことのできない、現場の実務を担う協力会社の方々への各種支援策の立案・執行にも取り組みました。これらの仕事は、当社では直接の取引がない下請企業の方々の経営上の課題解決に取り組むものですが、ゼネコン企業を含めた建設業界全体が抱える課題を学ぶことにも繋がりました。
3年に及ぶ研修出向では、当社内ではできない様々な業務に取り組むことができ、また研修先でも新たな人脈ができるなど、今後にも繋がる貴重な経験ができたと思っています。
現在は、当社最大の取り扱い規模を抱える営業部で勤務しています。営業部では企業営業係に所属し、担当する建設会社の営業として、お客様からの保証申込やお問い合わせなどに幅広く対応しています。また、担当企業の受注情報を入手した場合には、当社をご利用いただけるよう保証申込のお勧めなども行っています。営業部では、首都圏を中心に大規模かつ注目のプロジェクトなどの取り扱いも多く、印象的な工事を数多く担当させていただいています。
普段心がけていることは、第一にお客様からの要望には親切・丁寧に対応することで私自身に安心感と信頼感を持っていただくことです。そうした中で情報交換を重ねながらお客様とのコミュニケーションを深め、より強い信頼関係を築いていくことを目指しています。お客様とのコミュニケーションには、各種媒体などで常に情報収集を心がけることはもちろんですが、以前の研修出向で経験し、学んだことなども大いに役立っており、入社以来、効果的なキャリアステップを積ませていただいたことに感謝しています。